物流
関連するSDGs
物流の安全
化学品の保管・荷役・輸送配送において、当該法令遵守はもちろんのこと、安全性とセキュリティの確保は必須事項であると認識しています。
当社の輸送貨物は、⾼圧ガス、危険物、毒劇物など危険有害性を有する製品が数多くあり、輸送途上における危険有害性物質の漏洩、爆発、⽕災などの重⼤事故は地域の安全や環境に大きな影響を及ぼしかねないことから、物流安全の確保は重要な課題です。
製品輸送の安全対策
当社では、物流の安全確保と遵法輸送の徹底を図るため、危険有害性物質の輸送を委託している物流協力会社と物流安全環境協議会を組織し、輸送途上における「事故」「災害」「環境汚染」などの発⽣を未然に防⽌するため、⼀体となって活動を展開しています。
物流事故に備えた取り組み
- 事故発⽣時に迅速かつ的確に対応するために、物流協力会社と共同で「輸送途上における危険有害性物質の漏洩、⽕災」などのケースを設定して、緊急通報訓練や災害拡⼤防⽌処置訓練を定期的に実施しています。
- 物流会社の管理者や乗務員を対象に保安教育を実施し、危険有害性物質の特性、安全な取り扱い⽅法を周知することで、事故の未然防⽌に務めています。
- 輸送途上での事故発生時にとるべき措置や関係先への通報内容を記載したイエローカードを製品ごとに作成し、物流協力会社に製品輸送時のイエローカード携行を義務付けています。
- 一般財団法人 海上災害防止センターと「危険物質事故対応サービス(HAZMATers)」契約を締結し、専門チーム及び専用の資機材を活用することにより、事故対応体制の強化を図っています。
持続可能な物流
当社は、国土交通省・経済産業省・農林水産省が提唱する「ホワイト物流」推進運動の趣旨に賛同し、自主行動宣言を行いました。
「ホワイト物流」推進運動は、トラック運転手不足の深刻化により物流機能が危機的な状況に陥っている中、国民生活や産業活動に必要な物流を安定的に確保するとともに、経済の成長に寄与することを目的に、トラック輸送の生産性の向上・物流の効率化、女性や高齢の運転者も働きやすい労働環境を実現しようとするものです。
当社は、当該自主行動宣言のもと、引き続き持続可能な物流の実現に向けて、顧客、物流事業者と連携しながら、物流の改善と環境負荷の低減に取り組んでまいります。